トリカブト(鳥兜、学名:Aconitum)は日本や中国等、北半球の温帯地域の湿った山野に自生するキンポウゲ科の多年草の総称です。 葉は掌状に3裂し、枝に互生してつきます。 夏から秋、茎先から伸びた総状または散房状花序に青紫色の花を咲かせます。 花の形が、能楽で被られる冠、すなわち目立つのは濃紫色の「トリカブト ヤマトリカブト 」ですが、花びら、葉、茎、根っこのすべてが毒です。 いわゆる「全毒」と言われます。 ただ神経性の毒なので、ミツバチにとっては花の蜜は大好物の トリカブトの花の構造は、一見とてもキクザキイチゲや、ウマノアシガタなどと同じキンポウゲ科には見えない独得な形をしている。帽子のような頂萼片は、英語ではヘルメット、日本語ではかぶとなどとも呼ばれる。 花びら のような部分ヤチトリカブト (谷地鳥兜) 著作権 Σ64
白いトリカブトの花 写真素材 フォトライブラリー Photolibrary